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中国人留学生:母国に山梨の魅力を伝えよう 山梨学院大・留学生プロジェクト /山梨
山梨学院大の中国人留学生8人が、母国に山梨の魅力を伝えようと「留学生ふるさと交流大使プロジェクト」に取り組んでいる。 同大3年の劉瀚陽(りゅうかんよう)さん(22)らが、他の中国人留学生から「山梨らしい体験は、近所のスーパーでブドウと桃を食べただけ」と聞いたのがきっかけ。 劉さんは県内のさまざまな場所を訪れ、自然の豊かさに魅力を感じていた。「それを他の留学生にも知ってもらいたいと思いました」と話す。 プロジェクトは昨年10月にスタート。1年生の留学生50人にアンケートしたところ、留学前に山梨県の存在を知らなかった学生が34%、県内の観光地を訪れたことのない学生が32%いた。留学前に山梨を知らなかった学生ほど県内を出歩かず、山梨に好印象を持たない傾向が現れた。 このため、2~3月に中国山東省の日本語学校4校を回り、留学希望者に山梨県や同大の環境などについてプレゼンテーションする計画を立てている。また、6月ごろには入学直後の留学生を対象に富士山や清里など県内観光地を回るツアーも行う予定。費用73万円は、大学と協賛企業から助成される。 プロジェクト代表の劉さんが最も勧めたいのは忍野八海。「古代中国のような雰囲気があります」 指導する伊東洋晃・同大現代ビジネス学部准教授(41)=マーケティング論=は「留学生自身が留学先の魅力を故郷に伝える試みは全国初では」と話す。同大は1学年1000人のうち100人程度が留学生で、その9割が中国人。伊東准教授は「留学生に山梨ファンを増やすことは、観光に大きなプラスとなる」と期待を寄せる。 今後は県内の他大学の留学生とも一緒に活動する予定だ。 県の観光客動態調査によると、08年に山梨県を訪れた外国人観光客は87万人で、99年の2・5倍。観光庁の宿泊旅行統計によると内訳は(1)中国49%(2)台湾17%(3)香港9%--の順だった。
